情報誌 うちな 茶摘み取材レポート♪

美ら花 紅茶

2014年05月30日 15:36

南の島おきなわの心を伝える情報誌
”うちな uchina”に美ら花を掲載していただいています♪

今年4月に開催しました茶摘みイベントも
取材していただきました♪

うちなより掲載引用しました記事です↓↓

http://www.uchina-book.co.jp/report01/

年に1回、貴重な春の茶摘み体験 (沖縄紅茶専門店 美ら花 churabana)

今回、美ら花さん主催の「春の茶摘み体験イベント」へ行ってきました。
美ら花さんは、沖縄市大里にある紅茶専門店のカフェです。
5月25日発売の本誌で紅茶の商品紹介をしています。
その紅茶の原材料になる茶葉は、沖縄産 農薬不使用の「べにふうき」。
この茶葉を作っている農家さんの茶畑での茶摘み体験でした。



▲沖縄県産「べにふうき」のギフトセット

当日はあいにくの大雨。この天気だと中止になるのではないかと思いつつ、
那覇から茶畑のある名護へ向かいました。
雨の中車で走る事約1時間ちょっと、現地に到着した時には雨も風も止んでいました。
無事茶摘みが行える事になり、参加者のみなさんと茶畑へ移動しました。





茶畑は少し高い場所にあり、周りには緑しかなく町からは離れた場所にありました。
朝だった事もあってか、空気が澄んでいて、深呼吸するたびに心も体も浄化されるようでした。
この畑は代々受け継がれてきたもので、馬車を使って土地を開拓し、
たくさんの時間と労力をかけて作られた畑だそうです。
土はフカフカで中はあったかく、ミミズたちが多くいる最高の畑です。



そんな茶畑でできた、新芽の茶葉を
農家の方のレクチャーを受けて実際に摘んでみました。
新芽の茶葉は周りの茶葉と少し違い、ほんのり先が紫がかっていて、一番上の方に多くみられました。
たくさん摘むと駄目なので、1人3~4茎を目安に、3、4枚の葉がついた小さな新芽を摘みました。
優しく力を加えるだけでプッツと切れるので、気をつけないとあっという間に沢山摘んでしまいそうなほど簡単でした。
茶畑の特徴や今年の新芽の事など、参加者のみなさんもニコニコしながら農家の方とお話をしながら、和やかに体験が進みました。





▲今回レクチャーして頂いた、農家の比嘉さん親子

茶葉を摘み終わると、次は工場へ移動。
工場では、【茶葉を蒸す→手でもむ→釜で炒って乾燥→更に手でもむ→機械で乾燥(今回は緑茶の製茶)】
この行程を参加者のみなさんと体験しました。
始めに蒸した茶葉を10分~20分もむ事で酸化酵素を防ぎ、更に炒って乾燥させる事により、より美味しく香りも高くなるそうです。
ただもむのではなく、優しくしっかり転がすようにもむといいと、コツを教えてもらい、
最後の乾燥まで、一連の流れとして体験させてもらいました。



▲蒸気で蒸した茶葉



▲手で優しく転がすようにもむ



▲更に手でもむ



▲機械で乾燥させる

体験終了後には、色々な種類の紅茶を試飲させていただきました。
試飲した中で私が気に入ったのは、レッドクリスタルという紅茶です。
赤色で光があたると透明度がまして奇麗なルビー色になります。
味は甘酸っぱくて、疲れた時に飲むとシャキッと体に元気をくれそうな紅茶でした。
緑茶とはまた違った味に驚かされ、茶葉に魅せられた一日でした。



▲ルビー色で目にも美味しいレッドクリスタル

今回の茶摘み体験を通して、
紅茶や緑茶は普段からコンビニや販売機などで売られていて
馴染みのあるものですが、その原材料となる茶葉についてはあまり知らなく、
どんな人達がどのように、どんな気持ちで作っているのかを、
生産者や販売する方達の思いが近い距離で感じる事ができた素敵な体験でした。

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